Category [マシュー・ペリー ] 記事一覧
築地の軍艦操練所跡
東京の築地市場駐車場前に軍艦操練所跡の案内板があります。軍艦操練所跡 ペリーによる黒船艦隊の来航後、西洋式海軍の必要性に迫られた江戸幕府は、安政四年(1857)4月、旗本や御家人、諸藩の藩士等から希望者を集めて、航海術・海上砲術の講習や、オランダから輸入した軍艦の運転を練習させる目的で軍艦教授所(後の軍艦操練所)をこの地にあった築地講武所内に創設しました。 万延元年(1860)正月に講武所が神田小川町(現在...
土佐高知藩山内家下屋敷跡
浜川砲台から土佐藩下屋敷跡へ品川区東大井三丁目の土佐藩山内家下屋敷があった場所は、現在は中学校や住宅地となっています。黒船来航の際、坂本龍馬はこの下屋敷に滞在し、沿岸の警護にあたったものと考えられます。浜川中学校維新後まもない明治2年に、日本で最初のビール工場が下屋敷跡に建設されましたが、後に廃業となりました。このビールは、現在「品川縣ビール」として復刻されているそうです。 立会川沿いの高知藩山内...
浜川橋(涙橋)~坂本龍馬が守った砲台跡「浜川砲台」
一昨年前に訪ねた時の記事です。浜川橋は、品川区南大井にある鈴ヶ森刑場跡の近くの立会川にかかっていた旧東海道の橋で、通称「涙橋」 江戸時代、小塚原と鈴ヶ森はともに犯罪者の刑場でした。鈴ヶ森は江戸の北の刑場である小塚原に対しての南の刑場として設置され、刑場に向かうには、近くの立会川にかかる涙橋を渡りました。涙橋は、罪人にとってはこの世との最後の別れの場であり、家族や身内の者には、処刑される者との今生の...
ペリー来航と立会川の二十歳の龍馬像
一昨年の春、京急線立会川駅から坂本龍馬ゆかりの地・立会川の史跡巡りをしてきました!駅から歩いてすぐのところの品川区立北浜川児童遊園に、坂本龍馬の銅像があります。以前は、浜川砲台跡から敷石の一部が発見されたことを記念し、平成16年(2004年)に高知市より寄贈されたプラスチック製の像が設置されていたそうですが、大河ドラマ「龍馬伝」の爆発的ヒットにより、平成21年(2009年)に京浜ロータリークラブよりこの銅像が寄贈...
遣米使節記念碑とペルリ提督の像
「青天を撞け」にペリーが出てきたので、今日から黒船来航に関する記事の特集です。2015年、東京の増上寺に向かう途中、信号待ちしている間にふと芝公園の一角に目が留まりました。万延元年 遣米使節記念碑1960年6月、遣米使節渡航100周年の記念に日米修好通商百年記念行事運営会によって建てられた記念碑です。 西暦1860年2月9日(万延元年正月18日)新見豊前守正興一行は日米修好通商条約批准書交換の使命をおびて江戸竹芝より...
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