Category [妓王・妓女 ] 記事一覧
祇王寺(往生寺
祇王寺(往生寺)祇王は、平家の家人・江部九郎時久の娘として、近江国祇王村(現・滋賀県野洲市)に生まれ、母の刀自、妹の妓女とともに、京都で有名な白拍子となり、平清盛に寵愛されました。やがて清盛の寵愛は、自らがとりなした仏御前にその座を奪われ、祇王は、母と妹の祇女とともに出家し、嵯峨の庵に移り住みました。後に、祇王と同じような運命をたどることを恐れた仏御前もこの寺に出家し、4人で共に余生を送りました。 ...
妓王井川(祇王井川)
祇王井川の水源跡の碑があるというので、訪ねてみました。祇王井川は滋賀県で一番大きな川である野洲川から水を引いているそうです。 近江富士とも呼ばれる三上山野洲川に架かる野洲川橋祇王井川水源跡の碑石碑の裏の説明には、祇王と清盛の名前が読み取れます。現在は、ここより1Km近く上流から引かれているそうです。妓王井川の碑妓王井川は、このような細い川ですが、妓王の故郷を思う気持ちが今でもこの川に注がれている感じ...
妓王屋敷跡
妓王寺から数分のところに、妓王屋敷跡があります。屋敷跡に曲がる道には↓の看板があります。この看板を過ぎるとすぐに屋敷跡の碑が見えてきます。予想していたよりも敷地が広い。ここに、祇王祇女の母・刀自が住んでいたことから、この地は祇王の故郷とされています。以前は、祇王村(義王村)もあったそうです。 この一帯には、祇王の名のつく学校や地名が残っていて、野洲小学校の柵には、清盛と妓王のレリーフがありました。清...
妓王寺
「平家物語」に登場する白拍子の姉妹、祇王・祇女の故郷の野洲を訪ねました。JR野洲駅の北約3kmにある浄土宗の寺院・妓王寺です。祇王・祇女姉妹は、この地に居館を構えた橘次郎時長の娘として生まれました。時長は保元の乱で戦死。祇王は・祇女は、母の刀自と供に京に出て、白拍子となりました。祇王は、平清盛に仕えることになり、清盛の寵愛を受けました。水不足で苦しむ故郷の人々のために、清盛に水路を引くことを願い出ると...
神戸の源平史跡を訪ねて(9)来迎寺「妓王・妓女の墓」
来迎寺には、清盛の寵愛を失って尼となり、嵯峨野に移り住んだ平安時代の白拍子の妓王と妹の妓女の墓もあります。平家の家人・江部九郎時久の娘。近江国祇王村に生まれる。その生誕の地には妓王の菩提を弔うために建てられた妓王寺が現存する。母の刀自、妹の妓女とともに、京都で有名な白拍子となり、平清盛に寵愛され、平家物語(第一巻 6「祗王」)に登場する。干ばつで苦しむ故郷の村人を救うために、生まれ故郷の野洲に水路を...
最新コメント