大河ドラマに恋して

NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」「真田丸」「花燃ゆ」「軍師官兵衛」「八重の桜」「平清盛」「江」の史跡巡りと歴旅紀行

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覚苑寺(1)本堂

覚苑寺は、元禄11年(1698)、毛利長府藩3代目藩主・毛利綱元が建てたお寺で、毛利家の菩提寺の一つです。

IMG_2404 覚苑寺

IMG_2406 覚苑寺 


元治元年(1864)11月、諸隊が長府城下を占領した際、奇兵隊が宿舎としました。

覚苑寺 安養寺町
 黄檗宗 元禄11年(1698)長府藩主毛利綱元が 宇治黄檗山万福寺七世・悦山道宗禅師(中国福建省の人)を招き創建 功山寺・笑山寺とともに長府藩の菩提寺となる 悦山以来学僧相次ぎ 藩士の中から従学する者多く 長府藩文教興隆の拠点となった 堂宇は明の黄檗流の様式を備え庫裏は明治六年に勝山御殿の一部を移したもの 境内地は わが国最初の金属貨幣「和同開珎」を鋳造した長門国鋳銭所の跡地で 国の史蹟指定を受け鋳銭遺物は重要文化財として現在長府博物館に寄託展示されている 春の梅 桜 秋の紅葉の名所として知られる
 平成6年3月31日 長府観光協会
            城下町長府まちづくり協議会(駒札より)

狩野芳崖像
IMG_2407 狩野

「悲母観音」で有名な狩野芳崖(1828~1888)は、長府藩の御用絵師・狩野晴皐の子として生まれ、江戸に出て狩野勝川院雅信のもとに入門して画事を学びました。

長門鋳銭所跡
IMG_2412 長門鋳銭所跡

付近一帯は、和同開珎の鋳銭所のあとで、出土品は長府博物館に展示されています。

IMG_2411 長門鋳銭所跡

国指定史蹟
  
  長門鋳銭所跡
              指定年月日 昭和4年12月17日

 「長門鋳銭所跡」は、奈良・平安時代に長門鋳銭司(使)が置かれ、銭貨の鋳造を行った官営工房跡です。 
 江戸時代前期の寛永年間(1624~1643)には鋳銭遺物の出土が記録されており、現在まで、数度におよぶ発掘や調査が行われ、「和同開珎」銅銭やその鋳型、坩堝、鞴羽口などの銭貨鋳造用具のほか、貨幣鋳造に伴う副産物である銅滓などが多数出土しています。このことから、最も著名な古代流通貨幣である「和同開珎」の鋳造場所であることが明らかであるとして、その一部が「史跡長門鋳銭所跡」として国の史跡指定を受けています。また、長門鋳銭所跡の出土品の内、下関市立長府博物館所蔵品ほか一部の出土品が、「長門国鋳銭遺物」として国の重要文化財に指定されています。 
 さらに、平成22年5月、史跡長門鋳銭所跡の近接地で、和同開珎をはじめ大量の鋳銭遺物と共に、数百点以上の古代木簡を発見しました。 
 この内一点には、「天平2年(730)5月4日」の墨書が認められ、「続日本紀」天平2年3月13日条に、長門国での銅銭鋳造目的で、周防国から送られたと記される銅の行き先が、ここ長門鋳銭所跡であり、鋳造された銭貨が和同開珎であることが明らかとなりました。 
 また、このことから、「長門鋳銭司」の所在と操業時間が改めて明らかとなりました。   下関市教育委員会


IMG_2410 覚苑寺

本堂

IMG_2413 本堂

周防三田尻にあった海蔵醍醐寺の本堂として、寛政6年(1794)に建立されたもので、明治8年(1875)、覚苑寺に移築されました。

IMG_2414 本堂


下関市指定有形文化財(建造物)
  覚苑寺本堂
               昭和61年5月10日 指定
 法輪山覚苑寺は、元禄11年(1698)に創建された黄檗宗寺院で、開基は黄檗宗に帰依した長府藩第三代藩主毛利綱元。開山は、綱元が宇治の黄檗山万福寺から招いた悦山禅師である。
 この建物は、周防三田尻(現・防府市)にあった黄檗宗寺院の海蔵醍醐寺の本堂として寛政6年(1794)に建立されたもので、明治8年(1875)、廃寺となっていた海蔵醍醐寺から覚苑寺に移築され、以後、当寺の本堂(大雄宝殿)として利用されている。
 構造形式は、桁行三間・梁間三間で一重裳階付の吹放し、屋根は入母屋造の本瓦葺。基壇は乱石積で、正面に石階六級を設け、礎石は花崗岩切石上に石造角形礎盤を置く。軸部は総て面取角柱を使用し、柱頭は粽形、足元は丸面となっており、身舎は飛貫・頭貫懸鼻付・台輪。中央間四面及び両脇間を虹梁で繋ぎ、裳階は地覆・腰貫・飛貫・頭貫・台輪で構成されている。組物は身舎柱上及び大平束上に禅宗様出三斗笹繰付と出桁、裳階柱上及び中備大斗肘木内外は木鼻付となっている。軒は二軒繋垂木で、妻飾は破風板、眉欠、化粧棟木に鰭付かぶら懸魚を施している。
 この建築様式は、本市に遺例の少ない江戸時代の黄檗宗寺院の典型的な特徴を示しており、建築史的な価値が高い。
                     下関市教育委員会

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Comment

覚苑寺! 

覚苑寺は騎兵隊の宿舎にもなった広い本堂を持ったお寺ですね!
国指定史跡の長門鋳銭所跡も興味深いものです!
良く調べておられますね!
  • posted by willy_tsuguo_shikata 
  • URL 
  • 2015.08/14 05:46分 
  • [Edit]

NoTitle 

梅、桜、紅葉の名所。
いつ訪れてもいいですね。
でも、今は行きたくない…
  • posted by YUMI 
  • URL 
  • 2015.08/14 11:41分 
  • [Edit]

四方さんへ 

四方さん、ここも見どころの多いお寺でした。

画像も多く撮りましたので、記事を何回かに分けました。

  • posted by しずか 
  • URL 
  • 2015.08/14 12:10分 
  • [Edit]

YUMIさんへ 

四季折々の美しさを感じることができるようですね。

この夏は、あまりの暑さに家に籠っています(^_^;)
  • posted by しずか 
  • URL 
  • 2015.08/14 12:12分 
  • [Edit]

NoTitle 

奇兵隊というのは正規軍に対する言葉でしょうが
武器の扱いに慣れていない庶民が
兵隊となった時に
どれくらいの実力があったのでしょうね。

応援ぽち
  • posted by よっちん 
  • URL 
  • 2015.08/14 19:41分 
  • [Edit]

よっちんさんへ 

実際には、騎兵隊は、約半数が武士、半数が農民という構成であり、西洋式の散兵戦術を駆使したことで、旧来の正規兵にはない強さを兼ね備えていたそうです。
  • posted by しずか 
  • URL 
  • 2015.08/15 01:42分 
  • [Edit]

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