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2016.08/29 [Mon]
加藤清正を祀る清正寺(覚林寺)
今年の春、東京の港区白金台を歩いていた時、偶然、交差点で「清正公前」という文字を発見。

「あれ?加藤清正の?」と思ったらピンポン!加藤清正を祀る覚林寺通称清正寺でした(#^.^#)

横断歩道の向かい側に、お堂の屋根が見えてきます。

加藤清正の位牌や像が祀られていることから清正公(せいしょうこう)と称され、付近の住民からは「清正公さま」と呼ばれ、勝負祈願の寺として信仰を集めているそうです。

この地はかつて肥後熊本藩細川家の中屋敷でした。
寛永8年(1631年)、誕生寺18世可観院日延の隠居寺として開山。日延は李氏朝鮮第14代国王宣祖の長男、臨海君の子であり、文禄・慶長の役の際に清正によって日本へ連れてこられた人物でした。
弘化2年(1845年)、火災により全焼。
現在の山門は安政3年(1856年)に、清正公堂の拝殿・幣殿は慶応元年(1865年)に再建されたもの。


清正公堂及び山門
覚林寺は弘化2年(1845)の大火で全焼し、山門は安政3年(1856)、清正公堂は慶応元年(1865)に再建されたものです。
清正公堂は拝殿・幣殿・本殿からなる権現造形式です。拝殿は間口3間奥行3間、幣殿は間口1間奥行3間。本殿は土蔵造で明治中期頃の再建と考えられますが、伝統的な意匠をもちます。山門は覚林寺の表門で、木造、銅板葺の薬医門であり、両側に脇戸が付きます。斗に皿斗が付くほかは装飾要素の少ない簡素な門です。
清正公堂は本殿を土蔵造とする権現造で、近世の建物構成を継承しています。拝殿・幣殿は本格的な禅宗様形式を採用し、本殿も伝統的な意匠を引き継いでおり、近世以来の技術を伝えるものとして高く評価されています。また山門は現在の境内において最古の建築であり、同時期の建設になる清正公堂とともに、近世以来の構成を伝えている貴重な建造物です。
港区教育委員会

本堂の彫刻が素晴らしいです!

都会のど真ん中のお寺らしく、周囲はビルに囲まれています。


江戸の七福神巡りとされる元祖山手七福神の一つ、毘沙門天を祀っています。
毎年5月4日・5日の清正公大祭では、清正公像が開帳され、菖蒲の入った勝守りが授けられるそうです。
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加藤清正の位牌や像が祀られていることから清正公(せいしょうこう)と称され、付近の住民からは「清正公さま」と呼ばれ、勝負祈願の寺として信仰を集めているそうです。

この地はかつて肥後熊本藩細川家の中屋敷でした。
寛永8年(1631年)、誕生寺18世可観院日延の隠居寺として開山。日延は李氏朝鮮第14代国王宣祖の長男、臨海君の子であり、文禄・慶長の役の際に清正によって日本へ連れてこられた人物でした。
弘化2年(1845年)、火災により全焼。
現在の山門は安政3年(1856年)に、清正公堂の拝殿・幣殿は慶応元年(1865年)に再建されたもの。


清正公堂及び山門
覚林寺は弘化2年(1845)の大火で全焼し、山門は安政3年(1856)、清正公堂は慶応元年(1865)に再建されたものです。
清正公堂は拝殿・幣殿・本殿からなる権現造形式です。拝殿は間口3間奥行3間、幣殿は間口1間奥行3間。本殿は土蔵造で明治中期頃の再建と考えられますが、伝統的な意匠をもちます。山門は覚林寺の表門で、木造、銅板葺の薬医門であり、両側に脇戸が付きます。斗に皿斗が付くほかは装飾要素の少ない簡素な門です。
清正公堂は本殿を土蔵造とする権現造で、近世の建物構成を継承しています。拝殿・幣殿は本格的な禅宗様形式を採用し、本殿も伝統的な意匠を引き継いでおり、近世以来の技術を伝えるものとして高く評価されています。また山門は現在の境内において最古の建築であり、同時期の建設になる清正公堂とともに、近世以来の構成を伝えている貴重な建造物です。
港区教育委員会

本堂の彫刻が素晴らしいです!

都会のど真ん中のお寺らしく、周囲はビルに囲まれています。


江戸の七福神巡りとされる元祖山手七福神の一つ、毘沙門天を祀っています。
毎年5月4日・5日の清正公大祭では、清正公像が開帳され、菖蒲の入った勝守りが授けられるそうです。
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