大河ドラマに恋して

NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」「真田丸」「花燃ゆ」「軍師官兵衛」「八重の桜」「平清盛」「江」の史跡巡りと歴旅紀行

Entries

彦根城築城410年祭(4)西の丸三重櫓~天秤櫓

西の丸へ

IMG_5989 西の丸

IMG_5991 西の丸三重櫓

西の丸三重櫓
IMG_5992 西の丸三重櫓

彦根城内には、天守のほかにも2棟の3階建物がありました。1棟が現存する西の丸三重櫓で、もう1棟が明治初年に取り壊された山崎曲輪(くるわ)の三重櫓でした。今回は、国の重要文化財に指定されている西の丸三重櫓をご紹介しましょう。
西の丸三重櫓は、本丸に隣接する西の丸の西北隅に位置しており、さらに西に張り出した出曲輪(でぐわ)との間に設けられた深い大堀切(おおほりきり)(尾根を切断して造られた空堀)に面して築かれています。大堀切の底から見上げる三重櫓は絶壁のようにそそり立っており、西の搦手(からめて)(裏手)方面からの敵に備えた守りの要かなめでした。
この三重櫓は、東側と北側にそれぞれ1階の続櫓(つづきやぐら)を「く」の字に付設しています。三重櫓には天守のように装飾的な破風(はふ)などはありませんが、櫓全体を総漆喰塗りとし簡素な中にも気品のある櫓となっています。この建物は浅井長政の居城であった小谷城の天守を移築したとの伝えもありますが、昭和30年代に行われた解体修理では、そうした痕跡は確認されませんでした。 なお、彦根藩主井伊家の歴史を綴(つづ)った『井伊年譜』を見ると、築城当初、西の丸三重櫓は家老の木俣土佐(きまたとさ)に預けられていました。当時、山崎曲輪に屋敷を与えられていた木俣土佐は、毎月20日ほどこの櫓に出務するのを常としたようです。

ここからは、琵琶湖が一層近くに望めます。

IMG_5994 琵琶湖

IMG_5996 太鼓門櫓及び続櫓

太鼓門櫓及び続櫓

本丸の表口を固める櫓門。築城時に他の城から当初に移築されてきた建物です。櫓門としては珍しく、その背面が開放されて高欄付の廊下となっています。

時報鐘及び聴鐘庵

IMG_5997 時報鐘

この鐘は、12代藩主井伊直亮の弘化元年(1844年)に鋳造したもので、当初鐘の丸にあった鐘の音が城下の北の隅にとどかなかったので現在地に移した。
現在は午前6時、9時、正午、3時、6時と1日5回ついている。
大老井伊直弼は禅の精神と相通ずる茶道にひかれ自らも「宗観(むなみ)」と号し、修業をつづけた。大老の著「茶の湯ー会集」に書かれている「一期一会」の
茶道精神は有名である。この精神をしのび、時報鐘の菅理棟を改造した聴鐘庵で薄茶の接待をいたしております。(案内板より)

天秤櫓
IMG_6000 井伊家の家宝

天秤櫓は、大手門と表門からの道が合流する要(かなめ)の位置に築かれた櫓です。
この櫓は、上から見ると「コ」の字形をしており、大手門からと表門からの登城道をそれぞれ押さえるために両隅に2階建ての櫓を設け、中央に門が開く構造となっています。あたかも両端に荷物を下げた天秤のようであり、江戸時代から天秤櫓の名があります。
けれども詳細に見ると両隅の2階櫓は棟の方向が異なっており、格子窓の数も左右で違うなど決して左右対称ではありません。このような構造の櫓は他に例がありませんが、均整のとれた美しさに加え、城内の要の城門としての堅固さを感じさせます。
大手門と表門からの道が合流する天秤櫓の下は、鐘の丸から天守へと伸びていた尾根を、築城時の縄張りによって大きく断ち切った箇所で「大堀切(おおほりきり)」と言います。大堀切には橋が架かっていますが、この橋がなければ天秤櫓の高い石垣を登らないと本丸へ侵入できません。戦となれば、この櫓が果たす役割は重要でした。

天秤櫓が築かれるのは、築城の開始から数年後と考えられています。彦根藩主井伊家の家譜である『井伊年譜』には、この櫓が長浜城の大手門を移築したものであると記されています。昭和30年代の解体修理では、移築された建物であることは確認されていますが、天秤櫓の前身が『井伊年譜』の記載どおり長浜城大手門と断定するには至っていません。
天秤櫓はおよそ400年の長い年月の間に、幾度か修理を重ねてきました。中でも嘉永(かえい)7年(1854)の修理は大規模で、建物のみならず石垣まで積み替えています。
大堀切から天秤櫓を見上げてみてください。右手の高石垣が、越前(現在の福井県北部)の石工(いしく)たちが築いたと伝える築城当初の「打ち込みハギ積み」。そして、左手が幕末の嘉永年間に積み替えた切石の「落し積み」です。 (解説シートより)

IMG_6001 井伊家の家宝

IMG_6002 井伊家の家宝

IMG_6005 彦根更紗

IMG_6005 彦根更紗

IMG_6006 井伊家の名宝

IMG_6006 井伊家の名宝2

IMG_6007 彦根屏風

IMG_6007 分担制作

IMG_6008 彦根屏風

IMG_6008 彦根屏風2

直政公、ここでも見張りをしていました(^_^;

IMG_6012 直政

IMG_6013 彦根城

IMG_6016 彦根城

にほんブログ村 歴史ブログランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 歴史ブログ 歴女・女性歴史ファンへ
にほんブログ村

歴女日記ブログランキングに参加しています。
ご協力お願いしますm(__)m


歴女日記 ブログランキングへ




スポンサーサイト

コメント

NoTitle 

角が重そう!
  • シネマ大好き娘 
  • URL 
  • 2017年05月11日 02時48分 
  • [編集]
  • [返信]

NoTitle 

「国宝の彦根城築城410年祭」いろいろ特別展示があり、見ごたえ十分ですね!
  • willy_tsuguo_shikata 
  • URL 
  • 2017年05月11日 05時26分 
  • [編集]
  • [返信]

NoTitle 

こんにちは。
ただ好きというだけの城。
それもこころあたりがある彦根城を、
このようにいろいろ教えてもらうと、
ますます興味がわいてまいりました。
応援ポチ☆
  • マーチャン 
  • URL 
  • 2017年05月11日 12時55分 
  • [編集]
  • [返信]

NoTitle 

大きな看板はありがたいけど
写真に撮る時には
ちょっと邪魔ですね・・・
応援!

NoTitle 

以前に彦根城に行った時
「ひこにゃん音頭」が延々と
エンドレスで流れていました。

あれはやめてほしかったなぁ(+o+)

応援ぽち

NoTitle 

やはり素晴らしいお城ですねえ。
ぜひ行ってみたいです。
応援ぽち2.
  • みかん農家 
  • URL 
  • 2017年05月11日 22時43分 
  • [編集]
  • [返信]

こんばんは 

こんばんは。
彦根城は良いですね。
行きたくなりますよ。
最後の写真が好きです。
天気も良かったようですね。
  • 自転車親父 
  • URL 
  • 2017年05月11日 23時54分 
  • [編集]
  • [返信]

皆さんへ 

こんばんは!
今日もコメントありがとうございました。

彦根城は何度行ってもついつい写真をたくさん撮ってしまいます。この日もかなり撮りましたよ。

明日から浜松に県外から3人の歴男・歴女さんが直虎の史跡めぐりに来てくれます。
私は三日間その案内人を務めるので、皆さんのブログへの訪問が遅くなるかもしれません。予めご了承ください
<(_ _)>
  • しずか 
  • URL 
  • 2017年05月12日 00時00分 
  • [編集]
  • [返信]

コメントの投稿

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

トラックバック

トラックバック URL
»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

左サイドMenu

プロフィール

しずか

Author:しずか
毎年の大河ドラマに合わせて旅行、史跡めぐりをしています。

最新記事

最新トラックバック

カテゴリ

光 (3)

FC2カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
166位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
29位
アクセスランキングを見る>>

アクセス解析

右サイドメニュー