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大河ドラマに恋して

NHK大河ドラマ「いだてん」「西郷どん」「おんな城主直虎」「真田丸」「花燃ゆ」「軍師官兵衛」「八重の桜」「平清盛」「江」の史跡巡りと歴旅紀行

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妙心寺・麟祥院

京都市右京区花園の麟祥院は妙心寺の塔頭で、家光が乳母・春日局の菩提寺として碧翁(へきおう)和尚を開山とし、建立された寺です。

先週、秋の特別公開に出かけて来ました。

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同名の東京文京区の麟祥院には春日局の墓所が、こちらの御霊屋には小堀遠州作の春日局の木像が安置されています。

東京の麟祥院の記事はコチラをお読みください。

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紅葉狩りの観光客で賑わう京都にありながら、こちらのお寺は静寂そのもの。

私が訪ねた時は、数名しかいませんでした。

写真を撮っては良いのは入り口まで

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ここからは撮影禁止です。

雲 龍 図

海北友雪作の方丈襖絵「雲龍図」は雄、雌の双龍図で、江戸時代初期の名作といわれています。
海北雪作と春日局の関わりは、雪作の父・友松の頃からでした。

海北友松は、浅井氏家臣・海北綱親の子として生まれ、父が戦死したのを切っ掛けに禅門に入り、京都・東福寺で修行。
浅井氏が滅亡し、兄達も討ち死にしたのち、秀吉に画才を認められたことから武門を去り、晩年は画業に専念しました。
そして、お福(春日局)の父・斎藤利三と交流がありました。利三は明智光秀の重臣で、本能寺の変後、山崎合戦で秀吉に敗れ、京の六条河原で晒し首になりました。その様子を見た友松は、利三の遺体を奪い取り、京都の真如堂に葬り、利三一家を一時庇護しました。
お福は、この時の恩に報いたのでしょう。
春日局として実権を握ってから、友松の未亡人と息子の友雪を江戸に呼び寄せ、徳川家御用達の仕事を与えました。後に春日局は、友雪に褒賞を与えています。

真如堂の友松夫妻の墓の横に斎藤利三の墓があります。

御 霊 屋

後水尾天皇より春日局に下賜した仙洞女御所の釣殿を改められたもので、建物は小堀遠州作、内部の張付絵は狩野貞信作と伝わっています。

1629(寛永6)年、お福は幕府の命で上洛し、後水尾天皇に異例の無位無冠で拝謁しています。
その際、春日の局号と緋袴を賜りました。
これには、幕府側がわざわざ無位無官のお福を参内させる事によって後水尾天皇を激怒させて譲位させようとしたという説、紫衣事件により譲位しようとしていた天皇を引き留めて、朝廷との関係を修復しようとしたという説などがありますが、こちらのお寺の説明によると、後水尾天皇と春日局の関係は良好だったようでした。

春日局木像

御霊屋には、小堀遠州作と伝えられる春日局の木像が祀られています。

春日局は怖いイメージがありますが、この木像は温和なお顔をしていました。

方丈庭園

十三世住職・土屋琢道の作庭による枯山水庭園。
庭の左方に枯滝組を配し、苔の間を通って右の小石を通すなど、江戸初期の手法を整えています。

春日局像

狩野探幽筆。白衣に緋袴は、将軍の第三として局が後水尾天皇に謁見した際の衣装を描いているのではないかと推察されてます。

春日局が徳川家光より賜った「百椿図屏風(ひゃくちんずびょうぶ)」も特別公開されていました。


麟祥院

妙心寺の塔頭で、寛永11年(1634)徳川三代将軍家光が、乳母である春日局の追福を願って現在の花園高校付近に香華所を建立したのが麟祥院の起こりである。
幕府より寺領2百石を与えられ、歴代住職は黒衣のまま江戸城白書院の出入りを許されたという。
明治30年(1897)に本堂・霊屋・庫裡・鎮守等が現在地に移転された。
枯山水庭園の奥にある御霊屋は、後水尾天皇が春日局に下賜した仙洞御所の釣殿で、局の逝去後、二条城より移築され、小堀遠州によって局の木像が安置され、御霊屋に改められたものである。
方丈には、春日局にゆかりのある海北友松(浅井長政家臣・綱親の子)の息子・友雪によって「雲龍図」「山水図」等の水墨画が描かれている。
狩野探幽筆の春日局の画をはじめ、手紙、懐剣、朱印状などが今日に伝えられている。(案内板より)


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Comment

麟祥院! 

麟祥院は妙心寺の塔頭で、家光が乳母・春日局の菩提寺として碧翁(へきおう)和尚を開山とし、建立された寺です.
妙心寺は小生のお寺の本山で7回行っていますが、この 麟祥院はまだ拝観したことが無いです。
 来年こそはと思っています!

 

四方さん、コメントありがとうございます。

こちらは、通年公開しているわけではないので
タイミングが合わないと拝観できませんね。
京都在住の人でも行ったことがない人が多いと
聞きました。
  • posted by しずか 
  • URL 
  • 2011.12/03 00:35分 
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