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大河ドラマに恋して

NHK大河ドラマ「西郷どん」「おんな城主直虎」「真田丸」「花燃ゆ」「軍師官兵衛」「八重の桜」「平清盛」「江」の史跡巡りと歴旅紀行

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清浄華院・篤姫の曽祖母の墓

京都御所のすぐ東側に位置する清浄華院は、寺伝によれば平安時代に清和天皇の勅願により円仁が開基したとされています。

IMG_7890 清浄華院

京都御所に近いことからしばしば上洛する幕府要人や大名の宿所となりました。

IMG_7892 清浄華院

幕末には、御所警備を担当した肥後熊本藩や阿波徳島藩、薩摩藩、会津藩などの藩士の宿所となりました。
特に会津藩は松平容保が半年ほど逗留したそうです。

清浄華院のHPによると、
「文久3年(1863)八月十八日の政変以後、孝明天皇に御所近くにいるように命じられた容保公は、文久3年12月から翌年5月まで松林院に逗留しました。この間に新選組の近藤勇らが容保公に呼び出されたという記録もありますので、新選組の隊士らも清浄華院の門を潜ったことがあったようです。

会津藩はその後も慶応三年四月頃まで清浄華院に寄宿します。御所に近いため上級藩士が詰め、その中には同志社の創立者・新島襄の妻でハンサムウーマンとして有名な新島八重の兄、山本覚馬などもいました。

清浄華院(しょうじょうけいん)という名前は「浄土に咲く蓮の華のように、清らかな修行ができる場所」という願いを込めて名づけられました。

境内には法然上人の御影(お像)をお祀りする御影堂(大殿)、阿弥陀堂(旧松林院)、大方丈、是心堂、不動堂などの諸堂が並んでいます。

大方丈
IMG_7897 清浄華院

方丈とは住職の居宅空間を指す言葉ですが、後に仏堂を意味するようにもなりました。清浄華院の大方丈も比較的内向きの法要を行うお堂で、阿弥陀三尊像を本尊として安置しています。

大殿(御影堂)
IMG_7900 清浄華院

清浄華院の本堂。境内で一番大きな建物なので「大殿」、法然上人の御影(みえい)をお祀りしているので御影堂とも呼ばれています。
内陣中央に祀られている法然上人像は、上人が後白河法皇より当院を賜った42歳の時のお姿を自ら刻まれたものと伝えられています。


勅使門
IMG_7889 勅使門

朝廷からの使者「勅使」を迎えるための門で、寺伝によれば称光天皇が阿弥陀堂を再建した際に寄進されたのが始まりと伝えています。現在の建物は昭和九年に再建されたもので、唐門様式をとり、扉には菊の紋が入れられています。

不動堂に祀られている半丈六不動明王坐像
IMG_7908 清浄華院

清浄華院には江戸時代から不動堂がありました。江戸時代は波除不動の伝承を持つ平安時代作の不動明王立像をお祀りし、毎月不動講による百万遍念仏による供養が行われていました。波除不動尊像は現在は秘仏となっています。
現在の不動堂は、総門北脇殿を転用して再建されたものです。本尊は再建にあたり新造された半丈六不動明王坐像。

鐘楼堂
IMG_7893 鐘楼

建物は八百年大遠忌記念事業の一環として平成22年に再建されたものですが、掛かっている梵鐘は江戸時代のはじめ慶長15年(1610)に造られたものです。(清浄華院HP参照)

こちらには、天璋院篤姫の曾祖母に当たる春光院の供養塔があります。

IMG_7895 清浄華院

IMG_7894 清浄華院

この宝篋印塔は、薩摩25代藩主島津重豪(しげひで)の側室で智満方(ちまのかた)の墓です。

彼女は公家堤代長(としなが)の長女で、篤姫の実父忠剛の祖母にあたります。
忠剛は養子となって今泉島津家の家督を継ぎ、一族の娘 幸(ゆき)と結婚して生まれた娘が篤姫です。

当山塔頭 松林院が堤家の菩提寺であるところから島津藩によって建立されたと伝えられています。

春光院(しゅんこういん、延享4年(1747年)- 文化8年10月14日(1811年11月29日))は、薩摩藩第8代藩主・島津重豪の側室。子に第9代藩主・島津斉宣。父は京都の公家で名家の堤家当主・堤代長。幼少時の本名は不明、側室にあがって後の雅名はお千万の方(おちまのかた)。
当初は島津継豊後室の浄岸院付の上臈だったといわれている(『島津重豪』ISBN 4642051376)。浄岸院死後、重豪の寵愛を受け、長男・斉宣、三男(名前不詳)、五女・克を生む。安永5年1月22日(1776年3月11日)に薩摩国に下向、寛政元年(1789年)8月に呼称を「お千万様」から「御内証様」に改められる(『島津家列朝制度』巻之二十七-一六七八、一七三二)。文化4年(1807年)8月、重豪の命により江戸に出府。文化8年(1811年)に江戸高輪の薩摩藩邸にて死去。享年65。法号「春光院心月清涼大姉」、墓所は大円寺、後に福昌寺に改葬。

(Wikipediaより)

戊辰戦際争の際、薩摩藩の陣所の一つになるなど、清浄華院は数々の歴史の舞台になったようですね。

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Comment

NoTitle 

京都御所の東側には清浄華院があり、島津家の篤姫の曽祖母の墓があります!懐かしい!!

NoTitle 

こんにちは。
これはまた恥ずかしいことに、
知らないところですから、
勉強しながらの拝見になりました。
御所にそもそも寄らなくて駄目ですよね。
応援ポチ☆
  • posted by マーチャン 
  • URL 
  • 2018.04/15 12:23分 
  • [Edit]

NoTitle 

ここ数年の大河ドラマでは
篤姫が一番面白かった気がします。

西郷どんには篤姫を
超えて欲しいですね。

応援ぽち
  • posted by よっちん 
  • URL 
  • 2018.04/15 15:29分 
  • [Edit]

 

立派で趣のある門ですね〜。
応援ポチ2
  • posted by みかん農家 
  • URL 
  • 2018.04/15 18:54分 
  • [Edit]

こんばんは 

こんばんは。
こう言うお寺が大名などの宿所になったのですね。
あまり怪しい所には泊まれませんよね。
格式とかもいろいろあったのでしょうね。
  • posted by 自転車親父 
  • URL 
  • 2018.04/15 23:33分 
  • [Edit]

皆様へ 

こんばんは!
今日はお昼までは土砂降りでしたが、午後は快晴になりました。

京都御所の周りは、歩いているといろんな発見があります。
このお寺も散策していて偶然見つけたところです。
観光寺院ではないので、ゆっくり見学できますよ。
  • posted by しずか 
  • URL 
  • 2018.04/16 01:00分 
  • [Edit]

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Author:しずか
毎年の大河ドラマに合わせて旅行、史跡めぐりをしています。

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