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大河ドラマに恋して

NHK大河ドラマ「いだてん」「西郷どん」「おんな城主直虎」「真田丸」「花燃ゆ」「軍師官兵衛」「八重の桜」「平清盛」「江」の史跡巡りと歴旅紀行

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日坂宿を行く(9)藤文

宿場町の風情を残す建築物が続きます。

こちらは藤文という屋号の日坂最後の問屋役を務めた伊藤文七邸です。

IMG_6392 藤文

IMG_6388 藤文

藤文・・・日坂最後の問屋役を務めた伊藤文七邸
 
 商家で屋号は藤文。

 伊藤文七(号は文陰)翁は安政3年(1856)に日坂宿年寄役となり、万延元年(1860)から慶応3年(1867)にかけて日坂宿最後の問屋役を務めました。
 維新後の明治4年(1871)には、日坂宿他二十七ヶ村の副戸長に任ぜられました。
 その間、幕府の長州征討に五十両を献金、明治維新の時は官軍の進発費として二百両を寄付しております。
 明治4年(1871)の郵便制度開始と同時に郵便取扱所を自宅・藤文に開設、取扱役(局長)に任ぜられました。日本最初の郵便局の一つと云われています。
 その孫、伊藤文一郎氏は明治37年(1904)から39年(1906)、大正6年(1917)から8年(1919)、昭和3年(1928)と三期にわたり日坂村村長を務め、当時珍しいガソリン式消防ポンプを村に、世界一周旅行記念として大地球儀を小学校に寄贈するなど村の発展や村民の国際意識啓発に尽力しました。
 明治9年(1876)11月には昭憲皇太后、翌10年(1877)1月には英照皇太后が日坂宿御通過の時、ここで御休憩なされました。
 この建物は藤文部分が江戸末期、かえで屋部分が明治初期に建てられたもので、修復された蔵は当時何棟かあったと云われているうちの一棟です。
 この土地家屋は平成10年(1998)に文七翁の曾孫伊藤奈良子さんの遺志により掛川市に寄贈されました。
 文久二年(1862)の宿内軒並取調書上帳では今の伊藤家は藤文・かえで屋に分かれておりました。

IMG_6389 小夜の中山

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Comment

NoTitle 

細かい歴史を知ってますね
いつも凄いなと感じます。
応援!

NoTitle 

日坂宿最後の宿「藤文」が残っているのですね!
  • posted by willy_tsuguo_shikata 
  • URL 
  • 2019.10/15 08:58分 
  • [Edit]

NoTitle 

こんにちは。
日坂宿有名どころの町で、
その遠い昔の古な絵が、
こうして残されているとうれしくなりますね。
文七邸いつまでも大切に残されますように。
応援ポチ☆
  • posted by マーチャン 
  • URL 
  • 2019.10/15 13:09分 
  • [Edit]

NoTitle 

世界一周の旅行をされたのですか。
その時代だとさぞかし
珍しいことだったでしょうね。

どことどこの国に行ったのかなぁ。

応援ぽち
  • posted by よっちん 
  • URL 
  • 2019.10/15 20:06分 
  • [Edit]

こんばんは 

こんばんは。
伊藤文七で藤文ですか。
良いですね。
妻側の下見張りの外壁がこの時代からあったのですね。
今はほとんど見かけなくなりました。
  • posted by 自転車親父 
  • URL 
  • 2019.10/15 22:40分 
  • [Edit]

NoTitle 

時代を感じる人と建物ですねぇ~。
じっくり家の中も見てみたいです。
応援ぽち2.
  • posted by みかん農家 
  • URL 
  • 2019.10/15 23:03分 
  • [Edit]

皆様へ 

日坂宿のそれぞれの家にかつての店の看板が
掲げられています。
これが昔賑わっていた当時の宿場町の雰囲気を
醸し出しています。
  • posted by しずか 
  • URL 
  • 2019.10/16 00:32分 
  • [Edit]

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毎年の大河ドラマに合わせて旅行、史跡めぐりをしています。

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