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大河ドラマに恋して

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大津の西教寺 明智光秀の供養塔と一族の墓

滋賀県大津市坂本の西教寺は、坂本地区の北方にあり、比叡山三塔の一つである横川(よかわ)への登り口に位置しています。

総門は、天正年間に明智光秀坂本城の城門を移築したものと伝えられています。

IMG_7920 西教寺

門前には、「明智光秀公と一族の菩提寺」という石柱があります。

IMG_7921 西教寺

西教寺は、天台系仏教の一派である天台真盛宗の総本山で、寺伝によると、聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈、慧聡のために創建されたと伝えられています。

平安時代に延暦寺中興の祖・良源が、続いて横川の源信が庵を結んで修行道場とし、その後、長らく荒廃していましたが、その後真盛が入寺して再興しました。

元亀2年(1571年)の比叡山焼き討ちの戦火により、全焼しましたが、光秀は総門を寄贈するなど復興にも力を注ぎました。

境内には、光秀の供養塔をはじめ、明知一族の墓があります。

IMG_7944 西教寺

光秀の供養塔
IMG_7946 西教寺

戦国武将に仕えた人達の墓
IMG_7956 西教寺
 
IMG_7945 西教寺

 坂本城主明智日向守光秀とその一族の墓

 織田信長が元亀2年(1571年)9月、坂本、比叡山を中心に近江の国の寺院を始め大半を焼き討ちした。西教寺も全山類焼の厄に遭った。すなわち元亀の平乱である。その後、再興に尽力したのは信長の将、明智光秀で、浜坂本に坂本城を築城、坂本城城主として坂本一帯の復興に当たり、西教寺の大本坊(庫裡)を造築、刻名入りの棟木も現存している。また天正2年(1574年)仮本堂を完成し、現在の本尊(重文丈穴の阿弥陀如来)を迎えている。

 それ以来、光秀の由縁はふかく、元亀4年(1573年)2月、光秀が堅田城に拠った本願寺光佐を討った時、戦死者18名の菩提のため、武者、中間のへだてなく供養米を寄進したと言われている。また早逝した内室(熈(※「冫」+「熙」)子)の供養もされ、墓が安置されている。

 天正10年(1582年)本能寺の変のあと、山崎の合戦に破れて非業の最期をとげた時、光秀一族とともに当寺に葬られたと言われている。のちに坂本城の城門の一つも当寺に移されたと伝えられている。

 爾来、当寺としては光秀の菩提為毎年6月14日に光秀忌を営んでいる。この供養塔は左のように記されている。

 秀 岳 宗 光 大 禅 定 門
 南 無 阿 弥 陀 仏
 天正十壬午年六月十三日

IMG_7958 西教寺

IMG_7957 西教寺

 明智光秀辞世句

 順 逆 無 二 門
 大 道 徹 心 源
 五 十 五 年 夢
 覚 来 帰 一 元

 これは江戸時代の元禄6年(1693年)に書かれた「明智軍記」に因るもので、山崎の合戦で敗れた光秀公が、この偈を従士の溝尾庄兵衛に托して自刃したと伝えられている。歴史上の論議はありましょうが、公の「顕彰会」20周年を卜して、菩提寺である当山の墓所に碑を建立するものであります。

 大意は、修行の道には順縁と逆縁の2つがある。しかしこれは2つに非ず、実は1つの門である。即ち、順境も逆境も実は1つで、窮極のところ、人間の心の源に達する大道である。

 而してわが55年の人生の夢も醒めてみれば、全て一元に帰するものだ。という意に解せられ、光秀公の深い教養と人生哲学を表しています。


光秀の命日である6月14日には、追善供養が行われています。


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Comment

こんばんは 

こんばんは。
光秀の辞世の句なるものがあるのですね。
何やら意味深いです。
でも何となくですが分かるような気もしますよ。
何しろ光秀よりは長く生きていますから。(笑)
  • posted by 自転車親父 
  • URL 
  • 2023.08/05 21:32分 
  • [Edit]

NoTitle 

光秀の業績も素晴らしいものがあったので、
しっかりと供養されて残っていますね。
応援ぽち2.
  • posted by みかん農家 
  • URL 
  • 2023.08/05 22:38分 
  • [Edit]

皆様へ 

こんばんは😃🌃
今日もコメントありがとうございました。
今回の光秀は、憎まれ役に徹していて、
「麒麟がくる」とは正反対の光秀でした。
紀行もそれほど光秀に関する史跡が紹介されそうにないので、ここでアップしておきます😅
  • posted by しずか 
  • URL 
  • 2023.08/05 23:19分 
  • [Edit]

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