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大河ドラマに恋して

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古典文学の舞台となった鞍馬寺(3)

ここから鞍馬寺の奥の院の参道に入っていきます。

奥の院参道

義経息次ぎの水は、牛若丸が天狗に兵法を習うために深夜、独りで奥の院道を急ぎ、途中で息つぎのために湧水を飲んだ場所とされています。

Yoshitoshi_Sojobo_Instructs_Yoshitsune_in_the_Sword.jpg

義経息次ぎの水
義経息次ぎの水3

義経息次ぎの水4

牛若丸が、毎夜奥の院僧正が谷へ剣術の修行に通ったとき、この清水を汲んで喉を潤したといわれる。

800余年後の今も湧き続けている。

義経背比べ石
義経背比べ石1

義経背比べ石3

平家が父の仇であることを知った牛若は奥州平泉の藤原秀衡を頼って鞍馬寺を出奔。

その際、名残を惜しんで、この石と背比べをしたと伝わっています。

義経背比べ石2

 遮那王と名のって10年あまり鞍馬山で修行をしていた牛若丸が山をあとに奥州平泉の藤原秀衡の許に下るときなごりを惜しんで背を比べた石といわれる。波乱に富んだ義経の生涯は、この石に始まるといえよう。

  遮那王が背くらべ石を山に見てわがこころなほ明日を待つかな  与謝野 寛(駒札より)

背くらべ石から不動堂までの坂道一帯の地下には、閃緑岩の岩脈があり、玉葱状風化により鶏卵大から拳大の球形を示すことから、俗に天狗の卵と呼ばれました。

木の根道
木の根道1

根が地表面でアラベスク模様を描くのは、この辺り一帯の砂岩が、灼熱のマグマの貫入によって硬化したために根が地下に伸びることが出来なかったためなのだそう。

木の根道2

牛若も「木の根道」で兵法修行をしたと伝えられています。

「下に這う鞍馬の山の木の根見よ 耐えたるものはかくのごときぞ」

與謝野寛(鉄幹)

木の根道は、硬い地質のため杉の根が地中に入り難く、地表を這っている珍しい姿です。

木の根道3

木の根は、樹木を育て生命を支える大切な働きをしています。できるだけ踏まないようやさしく接してください。(駒札より)


不動堂には、伝教大師、最澄が天台宗立教の悲願に燃え、一刀三礼を尽くし刻んだ不動明王が奉安されています。

不動堂

堂内の不動明王は比叡山開祖伝教大師がここに参籠したときに刻んだと伝えられる。また牛若丸が鞍馬天狗より兵法を学んだ舞台は、このあたりであるという。(駒札より)

この辺りは、牛若が天狗に兵法を習った「僧正ガ谷」です。

僧正ガ谷1

牛若丸が夜な夜な鞍馬寺を抜け出して、この険しい道を抜け、天狗僧正坊から武芸を習っていたところと思うと、より神秘的な感じが漂ってきます。

僧正ガ谷2

 謡曲「鞍馬天狗」と僧正が谷
 謡曲「鞍馬天狗」は、源義経幼時の武勇説話を現代物に脚色した曲である。鞍馬山の東谷の僧が、西谷の花見の招きを受けて修行中の稚児平家の公達や牛若丸連れて出かけたが、見知らぬ山伏が来たので気を悪くして帰ってしまった。ただ一人残っている牛若丸の素性を知り憐れんだ山伏は諸所の花の名所を案内し「自分は大天狗である。平家討滅の望みの達せられるように兵法の秘伝を授けよう」といい、翌日からのはげしい修業の末、約束の如く兵法を授け再会を約して大天狗は立ち去ったという豪壮な物語である。
 僧正が谷は牛若丸が天狗僧正坊から武芸を習った処で、老杉高く聳(そび)え、巨根を這って昼なお闇く神秘感を漂わせている。

  謡曲史跡保存会(駒札より)

義経堂
義経堂1

義経堂2

奥州で非業の死を遂げた義経の御魂は、懐かしい鞍馬山に戻り安らかに鎮まっていると伝えられ、遮那王尊として祀られています。

義経堂3

歴史には文治5年(1189)4月、奥州衣川の合戦にて自害したと伝わるが、義経公の御魂はこの山にもどられ、遮那王尊尊として護法魔王尊の破邪顕王のお働きを助けておられるという。
この義経堂には遮那王尊をおまつりする。

奥の院魔王殿は、鞍馬寺最強のパワースポットと言われています。

奥の院魔王殿1

ここだけ空気が違うような雰囲気がします。

奥の院魔王殿2

魔王殿は、650万年前、金星から来た護法魔王尊が降臨したところと伝えられ、石灰岩が重なる柵内は、日本庭園の源流になったといわれています。

奥の院
奥の院は鞍馬山随一の聖地で、大杉権現、僧正が谷不動堂、魔王殿等の堂宇のほか、不動の滝や息次ぎの水、背比べ石、兵法場などの義経ゆかりの遺跡などがあり、木の根の参道はいかにも鞍馬らしい。
(駒札より)

「木太刀もて岩を斬りたる遮那王の やという声に似る歌無きか」
与謝野寛(鉄幹)

「太刀跡の岩 義経が裂きたるや 杜鵑の声が紋を残すや」
与謝野晶子


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Comment

NoTitle 

おはようございます。
まあまあこの木の根道の懐かしい事。
どうでしょう2回いや3回は歩いたことありました。
鞍馬といえばこれもまたスポット。
紅葉の時期でしょうから山に彩がありますから、
なんか秋に行きたくなってきてしまいそうになります。🤩
  • posted by  
  • URL 
  • 2024.02/12 06:42分 
  • [Edit]

NoTitle 

今日はキャンプから帰ってきたので
訪問だけ失礼します。

明日からはいつも通り
ゆっくりブログを見させていただきますね。
  • posted by よっちん 
  • URL 
  • 2024.02/12 16:11分 
  • [Edit]

NoTitle 

木の根の道もすごいですねぇ。
義経ゆかりのものを実際に見てみたいです。
応援ぽち2.
  • posted by みかん農家 
  • URL 
  • 2024.02/12 19:39分 
  • [Edit]

こんばんは 

こんばんは。
義経は小説などを読んで、かなり誇張されたイメージを持ってます。(笑)
本当はそこまでではないのでしょうけど。
でも、主役のキャラですよね。
岩盤で木の根が下の伸びられないのですか。
ラクウショウ(沼杉)と言う植物は、水辺などに多くあります。
気根と言う根っこが無数に出てくるんですよ。
きっと、呼吸をしたいからでしょうね。
植物ってその地に適合して生きて行くんだなって思いました。
  • posted by 自転車親父 
  • URL 
  • 2024.02/12 20:01分 
  • [Edit]

皆様へ 

こんばんは😊今日もありがとうございました

この木の根道から奥の院にかけての道は、まさにパワーススポットという名にふさわしいところですね。
牛若が修行し、天狗と戦っている光景を思い浮かべながら歩いていました。

ラクウショウ(沼杉)を検索してみたら、「葉が2列についた枝を鳥の羽根に見立て、これが秋に落ちるため「ラクウショウ(落羽松)」の名がついた」とありました。
素敵な名の由来ですね。
  • posted by しずか 
  • URL 
  • 2024.02/12 21:34分 
  • [Edit]

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