大河ドラマに恋して

NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」「真田丸」「花燃ゆ」「軍師官兵衛」「八重の桜」「平清盛」「江」の史跡巡りと歴旅紀行

Entries

兵庫の歴史ぐるり旅(1)伊丹・有岡城~墨染寺~猪名野神社

兵庫県が主催する「あいたい兵庫キャンペーン」の一環で、「兵庫・ブロガー100人戦国トリップ」に招待していただき、10月30日(水)~11月2日(土)の3泊4日間、お城を起点とした周辺のご当地グルメや観光スポットを巡る旅をして来ました

これからその旅の様子を少しずつお伝えしていきます。
どうぞ最後まで読んでくださいね

夜行バスで早朝に大阪に到着。
平日でバスが空いていたにもかかわらず、なぜか一睡もできず
こんな状態で、ハードな旅ができるのだろうか?と不安な気持ちを抱えながら大阪駅からIR伊丹に移動。
今回は、伊丹駅で同行者Mさんと待ち合わせ。彼女の顔を見ると、そんな心配も吹っ飛びました
彼女とはネットで出会い、かれこれ8年。以来、共同で歴史ブログを書いたり、年に数回二人で歴女旅をしています。
そして、今回の企画は彼女から教えてもらい、二人とも当選しました。

1日目 10/30(水)

浜松から夜行バスで早朝大阪に到着 JR大阪⇒JR伊丹駅⇒有岡城址⇒墨染寺⇒猪名野神社⇒中満屋(村重まんじゅう)⇒有岡城大溝跡⇒伊丹サンブレッド(村重抹茶パン)⇒みやのまえ文化の郷⇒白雪ブルワリービレッジ長寿蔵・レストランで昼食⇒JR伊丹⇒JR尼崎(タクシー)⇒尼崎城址の碑(市立明城小学校)⇒櫻井神社⇒尼崎城址公園⇒寺町⇒阪神尼崎⇒阪神三宮⇒三宮センター街~元町商店街(シティループ)⇒中突堤⇒神戸クルーズ ロイヤルプリンセス号遊覧⇒ハーバーランド観覧車⇒元町「神戸牛・ステーキレッドワン」で夕食⇒ミント神戸(送迎バス)⇒ホテルパールシティ神戸

JR伊丹駅の西口を出て、「古城橋」という名の橋を歩いて行くと

IMG_2297 B

近代的なデザインの時計塔があります。
これは「フランドルの鐘」と呼ばれ、妹都市のベルギー王国ハッセルト市から寄贈されたそうです。

IMG_2328 タテ

そして、この時計塔の向こう側に有岡城跡があります。

あまりに駅から近くてびっくり(@_@;)

では、最初に有岡城の説明を簡単に

南北朝時代、伊丹氏により築城された伊丹城は、天正2年(1574年)、荒木村重に攻められ落城。
織田信長から、摂津守に任じられた村重は、大改築を施し、侍屋敷、町屋を堀と土塁で囲んだ惣構えの城(東西0.8キロ、南北1.7キロ)を伊丹台地を利用してつくり、有岡城と改称しました。
難攻不落の名城とうたわれ、かのルイス・フロイスも日本史に「みごとな城」と絶賛しています。
しかし、村重は謀反を疑われ、説得に向かった来年の大河ドラマのヒーロー黒田官兵衛は逆に捕らえられ幽閉されてしまいます。
村重は一年余りの籠城の末、落城。

JR福知山線敷設工事の際、本丸東側は削られてしまいましたが、西側は戦国時代当時の石垣が復元、保存され、昭和54年に国指定史跡となり、公園として整備されています。

IMG_2299 B

この階段を上がって行くと

IMG_2301 B

礎石建物跡

IMG_2305 B

井戸跡

IMG_2307 B

土塁

IMG_2318 B

などが整備されています。

IMG_2312 B

官兵衛が閉じ込められていた場所は、有岡城の西北にあり、日差しがなく、湿気が多い場所であったせいで、肌はカサカサになり、膝は曲がったままになってしまったとか(;O;)

この石垣の辺りが官兵衛が幽閉されていたのかしら?と当時を偲ぶことができます。

次に向かったのは、墨染寺

IMG_2329 B

源義仲が創建した七堂伽藍を構える巨刹でしたが、天正7年(1579年)荒木村重の有岡城の戦いで焼失。
その後、道元禅師旧跡の墨染寺(京都市伏見区)が荒廃したため、伊丹の住人加楽井氏がここに遷して再興。
後に荒木村重の菩提所となりました。

境内の墓地には、荒木村重の墓と伝えられてきた九層の石塔があります。

IMG_2339 荒木村重の墓

天正7年(1579年)の有岡城落城後、織田信長は城中の婦女をひと所に集めて焚殺させたといいます。
こ、怖い!
その供養塔が女郎塚です。

IMG_2336 女郎塚

そして、伊丹は俳諧文化の栄えた町でもあります。

上島鬼貫(うえしまおにつら)は、伊丹の酒造家に生まれ、俳人となり、「東の亜芭蕉、西の鬼貫」といわれるほどだったそう。
その鬼貫親子の墓も当寺にあります。

IMG_2334 鬼貫親子の墓

お墓の横に建つ鬼貫の句碑

「秋ハ物の 月夜烏は いつも鳴」

この他にも鬼貫の句碑は、伊丹の町の至るところにあります。

次に向かったのが、猪名野神社

有岡城の惣構北端を防御する「きしの砦」があったところで、当時の土塁が西側に残っています。
拝殿には酒造業者の酒樽が寄進され、境内には酒造家・商人らの寄進した97基の石灯篭が並んでいます。

IMG_2346 B

標柱には、「修理固成」の刻銘とあります。これは、「国を、修 め、理 り(つくり)、 固 め、 成 せ(なせ)」という意味なのだそうです。

IMG_2349 B

土塁

IMG_2350 土塁

ほら、ここにも鬼貫の歌碑がありますよ!

これ、何て書いてあるのかしら?と首をかしげていると、境内を掃除していた男性が詳しく教えてくれました。

親切にも町にある句碑についてのメモ書きをくれたのですよ!ありがとうございましたm(__)m

02猪名野神社 (2) B

鬼貫の句碑

IMG_2353 B

「鳥ハ未 口もほとげず 初桜」(鳥はまだ鳴いていないが、初桜が咲いた。この鳥は鶯だろう。)

これらの句碑を探しながらの街歩きも楽しいでしょうね。

さて、早朝から歩いていたので、ちょっとお腹が空きました。

なんていう歴女旅にはありがたい門前菓子のお店「中満」さん

IMG_2356 B

こちらには、村重にちなんだ「あっぱれ村重まんじゅう」があるのですよ!

お店に入ってみると、酒まんじゅうもお奨めということなので、お店の前で両方いただくことに!

IMG_2360 B

右の村重の似顔絵を焼印した酒まんじゅう「あっぱれ村重まんじゅう」の由来についての説明書きがありました。

「陰徳太平記」によると、村重が信長と江州大津にて初めて対面した折、信長が村重の忠誠を試すが如く刀に饅頭を突き刺して差し出したところ、村重は臆するどころか手も使わず口にくわえて平げてしまいました。信長はその豪胆さに驚き、家来としました。その記に因んで「あっぱれ村重まんじゅう」と称しました。

どちらも豪快な英雄にありがちなエピソードですね(^_^;)

左の「酒の露」という酒まんじゅう。さすがお酒の町だけあって、他の酒まんじゅうにはないお酒の効き方!

酒好きにはたまりません甘過ぎない餡子との絶妙なバランスは、まさに大人のスイーツといえます。

二人で休憩していたら、ご主人が挨拶してくれました。

IMG_2362 B

優しい笑顔に癒されます(#^.^#)

HPによると、宅配もあるとのことだから、今度頼んでみようかな!

伊丹の記事はまだまだ続きますが、今日はこれくらいにして。

そうそう!この記事を書いている時、ちょうど楽天が優勝しました

伊丹といえば、楽天のマー君、巨人の坂本くんの出身地。

そのスーパースター二人が日本シリーズで戦うとは、伊丹の人にとってはたまらない対戦だったことでしょう。

マー君おめでとう!坂本くんお疲れ様でした。また素晴らしい対決を見せてくださいね!



FC2ブログランキングに参加しています。
クリックよろしくお願い致します。




にほんブログ村 歴史ブログランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 歴史ブログ 歴女・女性歴史ファンへ
にほんブログ村

歴女日記ブログランキングに参加しています。
ご協力お願いしますm(__)m


歴女日記 ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメント

兵庫・ブロガー100人戦国トリップ」 

中々の強行軍ですが、素晴らしい見所と食事を満喫されたようですね!
  • willytsuguoshikata 
  • URL 
  • 2013年11月04日 07時30分 
  • [編集]
  • [返信]

伊丹の歴史 

伊丹といえば、「空港」としかイメージがなかったのですが、今回の旅でその歴史に触れ、大変貴重な体験をしました。

それにしても、しずかさん、とても詳しく書かれていますね。

私、こんなに文章書けないわ~(T_T)
  • merry 
  • URL 
  • 2013年11月04日 09時52分 
  • [編集]
  • [返信]

四方さんへ 

初日から強行軍でしたが、merryさんという頼れるパートナーがいることで、気持ちも楽に予定をこなしていけました(#^.^#)

merryさんへ 

昨日ほぼ一日がかりでようやく第一回目が書けたところです。二人で行ったところは、お互いに確認し合えますが、問題は一人になった三日目からです(^_^;)
要点をふまえて、簡潔に記事をまとめる方が難しいですね。

 

おかえりなさい
ボリューム沢山ですね
旅先で親切にしていただいたりすると忘れられない思い出になります!
私も旅行に行きたくなりました
  • ナカタドラゴン 
  • URL 
  • 2013年11月04日 12時12分 
  • [編集]
  • [返信]

ナカタドラゴンさんへ 

訪問ありがとうございます!

早朝から夜まで歩き回っていたので、一日の出来事が多く、何回にまとめようか考え中です。

親切な方に巡り合えて良かったと思っています。

おまんじゅう~ 

あてに、お酒飲めます(^。^)y-.。o○
  • シネマ大好き娘 
  • URL 
  • 2013年11月06日 18時17分 
  • [編集]
  • [返信]

シネマ大好き娘さんへ 

この酒まんじゅうを食べた時も、シネマ姉さんの話題が出ましたよ(笑)

コメントの投稿

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

トラックバック

トラックバック URL
»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

左サイドMenu

プロフィール

しずか

Author:しずか
毎年の大河ドラマに合わせて旅行、史跡めぐりをしています。

最新記事

最新トラックバック

カテゴリ

光 (3)

FC2カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
136位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
24位
アクセスランキングを見る>>

アクセス解析

右サイドメニュー